モンデンエミコ 「あなたの思い出がつながり、そして、誰かの思い出となる」

金沢市在住の美術家モンデンエミコは昨年9月から今年1月にかけて3度に渡って須崎市を訪れ、ワークショップや住民との交流を通じて、津波避難場所である城山公園を整備し、作品を設置することを提案しました。

住民と一緒に長年の風雨にさらされ、錆びだらけだったあずまやのペンキを塗り直し、朽ちて使えなくなっていたベンチを張り替えた後、作家は長く仕舞われていた古布を縫い合わせ、屋根の内側に装飾を施し、須崎滞在時の経験を基に創作した絵本を設置しました。

この事をきっかけにして、新たに作業のお手伝いに加わって下さる方が居たり、眺望を遮る立木の整理を買って出る人が現れたりしました。


長らく放置されていたこの場所がまちを展望する場所として息を吹き返しました。


台上に設置されている物語をお読みください。

そして巻末のカードに記入してすさきまちかどギャラリーまでお届けください。


モンデンエミコはすさきまちかどギャラリーでも「すさき刺繍日記《2018.6.14-2019.1.10》」を展示しています。